3rd Down 10 ~なかなか予定通りに進まない日々~

20代後半、うお座、次男のBlog。

本の感想「ふたりの距離の概算」

こんばんは、日曜日もすっかり遅い時間。

明日からお仕事、頑張りましょう!!

 

今週、新潟出張から帰る新幹線の時間潰し用に購入した本の感想です。

 

米澤穂信ふたりの距離の概算

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古典部〉シリーズの第5弾です。

古典部〉シリーズの作品に触れるのは久々だったので、

昔の友達に会ったような気分で最後まで楽しむことができました。

 

以下、面白かったところ。

1)折木奉太郎というキャラクター

主人公の座右の銘は、

「やらなくてもいいことなら、やらない。
やらなければいけないことなら手短に。」

なのですが、根は冷たい人間傍観者ではなく、温かい男

実際には色々と厄介ごとに首を突っ込みます。ただ、作品中には単純な温かい男ではない、この座右の銘を掲げてしまう主人公の一面(弱さであり、人間らしさ)が垣間見える場面もあり、

・「お前は傷ついたかもしれないが、それは俺たちのせいじゃない。」俺はそう言っただけなのだ。
・「また気が向いたら、いつでも来てくれ」と。けれど言えなかった。

そんな主人公の葛藤に〈古典部〉シリーズの面白さがあるような気がします。

個人的には、主人公が自分の弱さを知っている(無自覚かもしれないが)作品が好きなのでよけいに面白く感じてるのかもしれません。

 

2)招き猫のくだり

このくだりだけで読む価値がある気がします。

こういうの好きですね。

 

以上

おやすみなさいzzzz